借金を返さない人はどうなってしまうのか  - オリックスVIPローンカード : 借り方のコツ / 本人確認の方法

借金を返さない人はどうなってしまうのか 

 

借金を返さない人は、どんどん貸主である金融機関に支払うべき金額が増大していくことに注意すべきです。

 

すなわち、借主が弁済期に返済をしなかった場合、債務の本旨に従った履行」をしなかったことになるため、借主は損害賠償金を負担しなければならなくなります(民法415条)。

 

これが、遅延損害金と呼ばれるものです。

 

遅延損害金は遅延利息と称されることもあり、利息と似た性質を有し、利息と同様に元本の存在を前提とするものです。

 

したがって、元本の額を基礎に、設定された遅延利率に従って、月日が経過するごとに遅延損害金の額は増大していきます。

 

たとえ金融機関との間に遅延利率についての合意がなくとも、金融機関は年5分の割合による遅延損害金を請求することができます(民法404条、419条1項本文)。

 

つまり、遅延損害金の負担が増大しないという事態はほとんど考えられません。

 

遅延損害金の負担が増していく中で、借主が借金を返さない場合、貸主である金融機関は、借主に対し、「消費貸借契約に基づく貸金元本返還請求」、「利息契約に基づく利息請求」、「履行遅滞に基づく損害賠償請求」の裁判を提起することになります。

 

 

裁判が提起された場合、貸金債務についての10年又は5年の消滅時効が成立している(同法167条1項、商法522条)などの事情がない限り、借主は敗訴することになります。

 

借主の敗訴となれば、金融機関は勝訴判決を債務名義として、借主に対して強制執行手続きをとることになります。

 

借主は元本のみならず、利息、遅延損害金を自分の財産から強制的に支払わなくてはならなくなります。